カウンセリング・悩み相談の心in所沢

心理カウンセラーが綴るカウンセリングの小話&日記

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カウンセリングの副作用(1)

「カウンセリングの副作用」というタイトルにしましたが、カウンセリングは薬ではないので副作用という言い方が適切かは分かりません。

実は、これ、かつて私が大学院受験をした時に試験の論述問題で出されたテーマでもあります。

確か「カウンセリングの副作用について述べよ」という問いだったと思いますが、当時「うわー、ひねくれた問題出すな~(※いい意味で)」と思ったものです。

その当時に私が書いたものが理想的な解答であったかは分かりませんが、今現在思うことを再び書いてみようかと思います。

(このテーマ、改めて考えてみると、カウンセリングをやっている人間(つまりカウンセラー)や学派、来談者の状況によって結構答えが変わってくるかもしれません。)

さて、カウンセリングですが、その目的の一つに、“素直に欲望すること”“正直に主張(表現)できるようになること”というものがあるかと思います(私見です)。

う~ん、素の欲望を自覚すること、と言った方がいいかもしれませんが、まあこれらについての細かい検討は省きます。

そして、これらを意識的に来談者に推奨しているカウンセラーもかなり多いように思います。
たとえば、「我慢しないで、あなたがやりたいことをやればいいのよ」や「~というお気持ちを~(誰々)に対して抱いているのに、それを言えてないなら、それを言ってみてはどうでしょうか?」といったことです。

来談者によっては、無理に何かを我慢したり、うまく表現できていないこともあるので、実際にこのような励ましによって、状況がよくなっていく場合もあります。

しかし、あまり何も考えずこれをどんどんやってしまうと、実はより状況が悪くなってしまうこともあります。
個人的には、こういう事態もかなり多いと感じています(偏見かもしれませんが、カウンセリングを万能に思っているカウンセラーほど無垢にこれをやってしまう印象があります)。

私的には、これをカウンセリングの副作用の一つと言ってもいいかなと思います。

カウンセリングの副作用(2)に続く

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