カウンセリングの価値ってどこにあるかっていう問いは、人によって千差万別ですし、カウンセラーによってもおそらく意見が異なってくるものだろうと思います。
私自身も、たくさん言えることがあるように思えますが、一つあげるならばカウンセリングはオーダーメードの援助法ということが言えるのではないかと考えています。
たとえば、対人スキルの本であったり人生教訓のようなものもとても役に立つものですが、その時のその人にその本の言葉や考えが合ってくるかと言うと、それがフィットすることもあればまったくその人には響かないこともあります。
逆に言えば、それだけで事が終わるのであれば、答えが記されている本があればいいわけであって、我々カウンセラーは存在する意義がありません。
つまり、オーダーメードの援助ということの本質は対話ということにあるのですね。
カウンセラーという人は、出来るだけその人に波長を合わせながら、今、目の前の人と対話していきます。
こういう困ったことには‐こうすればいい・こう考えればいい、という知識のようなものももちろん備えてなければならない部分はありますが、究極的には予めに答えが決まっている訳ではないのです。
その人のパーソナリティ・その人の状況によって無数に可能性はあるので、それに対応していく技術・訓練がカウンセラーには必要になってきます。
また、カウンセラーが「はい、じゃ、あなたはこうしてくださいね」と単に教えるのではなく(なんかそれじゃ恐いですしね・・・)、カウンセラーと相談に来た方が一緒に考えていくこと‐つまり対話することでそこにオーダーメードの援助が生じてきます。
そんなところにカウンセリングの価値が一つはあるのではないかと思います。
もちろん、他にも様々な切り口はあると思うので、また何か思い付けば(?)書いていこうと思います。
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