カウンセリング・悩み相談の心in所沢

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買い占め行動

東日本大地震による被害に遭われた地域・方々の復興と少しでも東北と日本が元気を取り戻すことをお祈りしています。


さて、私は関東圏に住んでいますが、数日前まではスーパーやコンビニに食料(特に冷凍食品、パン、カップ麺、缶詰、惣菜、弁当)がほぼ売っていませんでした。

仕入れの問題もあるようですが、それ以上に買い占め行動による影響が大きいようでしたね。

放射能汚染を警戒して、ということでしょうか。
物が売っていない状況を見てさらに焦る→なくなる前に買い占める、という流れもあったのでしょうね。

私はボーっとしてたので、気づいたらほとんど買えるものがなくてちょっとびっくりました。

本当かどうか知りませんが、政府の発表によると食料もガソリンも買い占めをしなくても十分に賄えるだけの量は国内にある、とのこと。

多分それは本当なのでしょうけど、実際には店頭に物が売ってない状況だったということは、当たり前の話ですが、一部の人が食料等を必要以上に買って保管・保有しているということなんでしょうね。

この現実を見て、以前読んだとある本を思い出しました。

世界的には、本当は資源も食料も十分に足りている。
しかし、一部の人が必要以上に保有することで得られない人が出てくる。
「ある」人は奪われまいと必死になり、「ない」人は奪おうと必死になる。

根底にあるのは、なくなること・ないことへの恐れと欠乏感。

もし世界には十分な資源やお金や食料があるのなら、その欠乏感は本来幻想であったはずなのに、恐れることによって現実に欠乏を実現してしまったと言えるのでしょう。
(軍事費による影響も大きいようですが、軍事も恐れや欠乏は関連しているのでしょう)。

多分、そんな内容だったと思います。

私は経済のことはもちろん分かりませんし、私はたいしてエコでもない一庶民ですが、今回、実際にスーパーで商品棚に物が何もない状況を見て、世界の縮尺を見た気分でした。

本当に恐れから、欠乏は生まれるようですね。
人々の心理状態がこれほど現実に影響を与えるのかと改めて驚きました。

カップ麺なんか、「こんなにたくさん置いてそんなに売れるものなのかなぁ」と思ってしまうくらい普段は山積みしてあったのに、完全に空でしたからね。

でも、そこはさすがは日本人。

業者の方々の努力もあると思いますが、そういった行動は控えましょう、という政府やメディアの呼び掛けが出るようになってからは、随分落ち着いたようには感じました。

良くも悪くも、情報が人の心に与える影響というのはやはり大きいですね。

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